キーマガ

Amazon.co.jp: Keyboard magazine (キーボード マガジン) 2007年 04月号 [雑誌]: 本

久しぶりに買ってみた。
アンサンブル向上テクだってさー。

ベーシック編(要約してます)

Q.ストリングスで早弾きしたいんですがうまく鳴りません
A.TVAのアタックを調整しましょう

・・・・( ´Д`)

Q.バンドメンバーに音の指摘を受けます
A.音域がほかのパートと被らない様にしましょう

・・・・( ´Д`)

Q.PCMシンセのピアノがへぼいです
A.ある程度諦めましょう

・・・・・・・( ´Д`)

ステップアップ編
Q.ストリングスとピアノの音を同時に出したいですが・・・?
A.コンビネーションorパフォーマンスモードとかを使います
・・・・・・・・(*´д`;)…
説明書とか、そういう次元超えてるよな・・・。
現行機種でどれもこれも、モードのボタン、あるよな・・・・・。

Q.ファミコンみたいな音出したいです
A.オシレータの音をそのまま出します
・・・・・・・・・・・( ゚Д゚)y─┛~~

番外編
Q.キーボード、結構暇です
A.演奏しない勇気も大事です
・・・・ふぅ

Q.バンドメンバーが見つかりません。どうしましょう。
A.とにかく行動!

なんか、後半人生相談みたいなってきたな・・・。
うーん。最近のPCMシンセはどれもスライダーとかノブとかついてて、音色変化やりやすいんだけどなー。
TVAのエンベロープとかフィルターとレゾナンスの関係とか云々。
別に、俺そんなにジジイじゃないけどさぁ。
ファミコンの音、あれ結構奥深いんだけど。
パルス率で音色変わるし、TVAのエンベロープも意外といじらないと駄目。
そうやってると何気にリードソロできるような音になってたりするもんだ。
7?8年前くらい、ネット上の打ち込み仲間がすごく「リアル」なファミコン曲をコピーしてたなぁ・・・。
リアルだけど、チープじゃないってな。

演奏音域もギターのやつとあーだこーだ言って音被らんようにしてた。
駄目な例として、ギターがClean音使ってるときに鍵盤がFM系のエレピを使う、とか。
音域がほぼ同じだから、ギターのやつも鍵盤の方も自分の音取れなくなる、という結果になる。
そういうことで、音域分担してた。
ほかにも、ギターがソロやるときはソロな分足りなくなった中域を、キーボードがうまいこと埋める、とかね。
空間系のエフェクトをあんまり使わないギタリストだったらなおさら。
ぼーっとそのままギターソロになると全体のバランスが狂っちまう。

シンセのピアノがへぼいのは確かに諦めが必要だけど、曲調によってフィルター具合だけでもいじるとそれなりになってきたりする。
ピアノ音色は奏法次第で響きがかーなり変わってくる。
ベロシティの変化量に対して音色の変化が大きい楽器だから、そのあたりを意識すれば結構なんとかなるもんです。
小室さん愛用のJD-800のピアノもちょっと鳴らしただけではかなりヘボかったりする。
あの音は小室さんの強弱の付け方があってこそ、かっこよく聞こえるのよん。
でも、この辺は鍵盤の構造でかなり変わってきます。
YAMAHAのFS鍵とかその他のセミウェイト鍵盤だとすごくやりやすいです。
逆にやりにくいのはMM6です(名指しですが)。

いろいろ書いても、俺はなんだかんだでヘボいのでこんなこと書いていいのかちょっと微妙ですが・・・。
ただ、バンドやってたときは↑みたいなことは結構考えてましたよ。
鍵盤職ってほかのパートに比べて、バンド内ではあんまり難しいフレーズがないことがほとんど。
だから鍵盤屋さんは自分の演奏以外のところ、全体のバランスを見渡せることが多いですよ。
バンド全体で一つの音、って考えてみんなの力をいいバランスで出せばOKなんです。
自分の演奏力を100%出す必要なんて必ずしもないんです。
全体でまとまればいいのです。
楽しよーよ楽。
演奏面で見たらキーボードは一番楽できるパートやでー。

・・・なんか、結局年寄りの愚痴じゃん( ´Д`)