検証!Rolandの鍵盤ウェイトはどこまで改善されたか!

17.04.21 / 日記・コラム・つぶやき / Author: / Comments: (0)

80年代後半?90年代のRolandのセミウェイト鍵盤といえば鍵盤裏に貼り付けられたウェイトを貼り付けてあるボンドの経年劣化での溶け出しによるおもり落ちです。

この減少は鍵盤の裏をみてウェイトの金属板を接着している接着剤がピンク色なら確実に溶け落ちて鍵盤固着などの糞めんどくさいことになります。対処方法としてはRolandのサービスに送れば送料+工賃だけで鍵盤Assyまるっと交換してもらえるのですが、この鍵盤Assyも残り少ないとかという噂が。

以前、北海道のかたからD-70を購入してまだボンドが溶けてない状態だったんですが、横浜の夏には耐えられずにそのシーズンのうちに溶けましたねー。

現在Rolandセミウェイト鍵盤で鍵盤に違和感ありっていうやつはだいたいこの減少です。

そもそもセミウェイト鍵盤とは?

そもそもセミウェイト鍵盤ってなによ、っていう話ですよね。
シンセ鍵盤というのは基本的に板バネやコイルばねの圧縮、伸張によって鍵盤が返ってきます。
このばあい、鍵盤を押し込んだ際に反発する力は純粋に使用されてるバネ係数そのものです。

で、セミウェイト鍵盤とはなんぞや、というところですが、このふつうの鍵盤の支点から離れた位置、白鍵なら鍵盤裏などにおもりを貼り付けている鍵盤です。この重りを貼り付けることにより、鍵盤を押し込む際にバネ係数に対して指で押し込む力にこのウェイト分の重力がかかるんで押し込みの際にはバネの抵抗があるけど、そこを超えれば重りの分だけ指の力にプラスされた力がかかるのですーっと押し込まれるわけです。これで生じるのが脱進感と言われるやつです。アコピやフルウェイト鍵盤のばあいはこの脱進感はハンマーの動き出す慣性とかで生じさせています。

※普通の鍵盤をセミウェイト鍵盤に改造したアホがいますので参考まで。

改良型Roland黒ボンドウェイト

さて本題です。ピンクボンドの修理をRolandサービスさんに頼むと黒いボンド(多分エポキシボンド)でつけられた鍵盤Assyに交換してもらえます。
ボンド溶け対策がなされてるかどうかは鍵盤裏をみて接着剤が黒ければ対処済みってやつです。

で、この黒ボンド鍵盤のおもり接着強度はどうなんだっていう疑問が若干気になったりしませんか?
ふつうはしませんね、はい。でもちょっとした手違いで間違って発注した黒ボンドセミウェイトキーが手元にあったんでウェイトがどの程度の強度で張り付いてるのか試してみました。
※JP-8000の鍵盤の替え(ウェイトなし)がほしかったんですがウェイト付きが送られてきました

XP-10、JP-8000、Fantom-Xaとかに使われるSK-9っていう鍵盤です。この中で錘付きなのはFantom-Xaだけなんでこいつから外したものだと思います。見事に黒ボンドですね。まずはうらから黒ボンドをそぎ取っていってみます。
※画像なし

弾性系のエポキシ接着剤ですが削っていってみると左右どっちかに1mmくらいのすきまがあります。4辺ぜんぶボンドに切れ目を入れてまずは重りが面だけで接着されてる状態にしてみます。そしてジグをあてたりしてテコの原理でおもりを浮かせようとしてみました。

※画像なし

側面のプラが割れました。

さて次の作戦。鍵盤側面をピラニアソー(すごく目が細かくてすんげぇ切れる細工のこぎり)で切って重りの側面を露出させて重りと鍵盤面の隙間を剥がしにかかってみることにしました

割れました

続けてみましょう

無事おもりが取れました!!!!(大惨事)

せっちゃくざいすごくつよい

もういっこキーがあるんでそっちもいろいろやってみます

もうなんというか大惨事

温度変化に対してはどうかわかりませんが保証します。この黒ボンドのおもりは取れません。Rolandの意地を感じるレベルで取れません。というか撮ろうとしてはいけません(そんなやついねぇ)

まー、なぜおもりをとるかということになった原因はJP-8000の鍵盤が粉砕されて前のオーナーさんが中途半端に接着させて鍵盤として機能してなかったんで交換してしまうかー、ということで発注してそこでウェイト付きがきちゃったっていうのがほったんです。

現状どうしてるかというと、新しく発注するのではなく、既存のものをレストアしました。

これを
バラし直して
エポキシ接着剤でくっつけて穴とか隙間はエポキシパテで埋めて
磨いて面だしして(この段階で目をつむって触感的には継ぎ目がわからないレベル)
塗装して仕上げるともうわからない

まー、実をいうと塗装が天候的にうまく行かなくてまだやってたりしますけど、強度的にも見た目的にも補修痕わからないように仕上げます。むしろ塗料が白いんで他の鍵盤が軽く黄ばんでるのもあって白くて目立ちますけどね。

とにかく、ご覧の通り黒ボンドのウェイトはとれません。鍵盤のプラより接着剤のほうが強いレベルです。
黒ボンド鍵盤でしたら安心していただいていいと思いますよ?

ま、ただD-70とかおもりは落ちないけどラバーコンタクトと接点基板の接触不良で音が出ない、なんていう機種もあるんですけど、それは別件ということでs。

Roland JV-80

29.06.18 / 楽器, 楽器修理 / Author: / Comments: (0)

JV-80/880はその後の機種と出音違うよね。DACの違いだねとか言われてたりなんとかかんとか。

いやね、DACは後継機のJV-90とかとおんなじなのよ?

違うのはDACの後段な。ディスクリートで組んでるのがJV-80でオペアンプとかで「普通に」組んであるのがJV-90以降、だよね?

JV-80とJV-90とで音が違います。

波形はおんなじのが多いですけど、パッチは違う、でもそれ以上の音の違いはありますよ。並べてみるとよく分かる。JV-80はやっぱり荒々しいというか雑というかそういうイメージ。どっちがいいという問題じゃなくて好みの問題レベルよ?

このブログのタグクラウド見てわかると思うけど個人的にはJV-90 LoveなんでJV-90のほうがうまく扱える気はするけどね。

あと、エキパンパッチの扱いが結構違う。

JV-90/1000以降はボディパネルボタンでバンク・セレクトと並列する感じでW-EXPボタンがあってそれを押せばエキパンで組まれてるパッチを演奏することができるんだけど、JV-80ではエキパン側のパッチは選べずにエレメントエディットのときにエキパン側の波形を呼び出せる、っていう程度に留まってる(よね?いじってみてそんな漢字だったけど違ってたらごめん)

V-EXPとかW-EXPの扱いはJV-1000/90以降のほうがこなれてる感じ。

でも明らかにJV-80はキャラが違って別もんな感じです。

鍵盤はまぁ、セミウェイトです。90年台のセミウェイトです。ピンクエポキシボンドだったら即アウトです。

ですけど、今回入手した個体は鍵盤が対策済みのものでした。

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ぼちぼちRolandの方でも鍵盤Assyがなくなってきてるらしいんでご注意を。

自力で直すんんあら使うボンドはコニシのスーパー多用途SUがいいですよ。

本機、鍵盤のほか経年的なものでそれほど問題なかったんですけど、LCDのコントラストが低くてね。

うちの愛用JV-90もそうだし、過去に手がけたM1もそうだったけど、この頃のLCDバックライトLEDは今と比べれば遥かに輝度が低いLED20個位がパラレルに並べられてて、それがへたってるんですよね。Assy自体を治そうとしてもまず無理。M1でやろうとしたけどだめでしたー、の過去があるんでおとなしく新品に交換しました。

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オリジナル比でとてつもなく見やすいです。やったね俺。

タクティルスイッチですが、けんばんAssy交換のときに全交換されてたような気配がありました。

それでもそうさしてると一瞬ボタンが効かなかったりしたんで(気の所為レベル)全交換してみたり。

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使ったのはPanasonicのライトタッチスイッチ。

Alpsじゃないの?って思われるだろうけど、この頃のRolandのスイッチは軒並み二本足なんですわ。で、現状新品で製造していて信頼性の高いスイッチとなるとPanasonic一択って感じです。

交換前にRolandで交換したものも同等品だったようです。

そんな感じで全体リフレッシュ完了。

コンデンサはその後のSMD採用機種と比べて何ら問題ないんでそのまんま。下手にイジる必要はないねって。

あとは大事なところ。

電源インレットが角型2Pだったんでこいつは早々にまっさつしておきました。

2018-06-18 16.27.21

そんなかんじで売出し中です。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b318704519

以上

KORG M1REX 出力ゲインが高すぎる

29.06.18 / 日記・コラム・つぶやき / Author: / Comments: (0)

2018-06-25 17.07.08

KORG M1REX

うちに来たときは電池切れということでさっくり電池交換してプリセット復帰して終わりだろうな、と思ってました。

実際その対応をしたんですけどちょっと問題がね。

出力音量(というよりゲイン)が高すぎる

という症状があって難儀してます。

通常ならシンセ側の音量マックスにして接続するような感じなんですけど、こいつはボリュームを9時あたりにしてもシーケンス流したときとか音割れしてるような状況です。

「音が出ない、小さい」はわりとよくある現象なんですけど、「音がでかい」は初めてですね。

パラアウトでOUT3.4側でも音割れ現象出てるんでデマルチプレクサの前段階かなっては思ってるんですけどなかなか難儀。

デマルチプレクサの前段といえばバッファのオペアンプがあるくらいなんですよね。

そいつはとくに難しいことしてなくてボルテージフォロアしてるくらいでそんなに悪者にも思えない。

オペアンプ交換してみれば?って考えはあるんだけど採用されてるオペアンプが全部SIPパッケージなんでそうは簡単に行かず。

とりあえずaitendoさんにSIP-DIP変換ボード発注したんでいろいろ試してみます。

音は出てるのよ?EX用のプリセットじゃなければそれほど割れないんだけどだめだよね。もうちょっとがんばります。

Kurzweil(YOUNG CHANG) K2000Jv3

22.09.17 / 楽器, 楽器修理 / Author: / Comments: (0)
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JはJapanじゃなくてJenisのJ。

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K2000のときはYOUNG CHANGブランドなんですよね。
今回いじってる個体は前オーナーさんが頑張ってKURZWEILって色々書き直してたり。

http://mukiken.sumomo.ne.jp/2017/02/23/kurzweil-k2000jv3/

 

前回のPostでは謎のリセットとかかいてましたけど、長時間弾いてたりしたらリセットすることしばしば。

リセットするだけならいいけど、プリセットも全部No Sounds的な感じになって操作できなくなったりと、RAM破壊が起きているような動作をしていました。

動作が不安定、ってなるとまぁ電源ですよね。電源。

平滑関連のコンデンサを交換してみました。

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発注ミスで全部105℃品になっちまってます。

交換して電源入れるとヒューズが飛ぶ…

原因がわからずヒューズ3本くらい飛ばしたりしたりしなかったり。

いろいろ見てたら原因判明。

コンデンサの足を切るときに眺めに残しちゃってそれが基板下のシールド用銅板に接触してショートしてましたとさ。

なんという凡ミス…。一歩間違えればメインボードまるごとふっ飛ばしかねないミス。

以後気をつけます。。。

 

で、直ったかと言えばそう一筋縄でいかず・・・。

電源が入りません。

トランスからの出力を見ても電気が来てない。

トランスかなと思ってeBayで出品されてたトランスをお取り寄せしてみました。

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いやまぁ、トランス壊れることなんて普通ないだろ、とは思ってたんですよ。

でも2次側に全然電気来てないし、トランスの前にはヒューズボックス兼ノイズフィルタしかないんでトランス交換してみました。

結果はまぁ、やっぱりトランスには問題無しで相変わらず電気が来ない。

この前段階だと一次側のヒューズボックス兼ノイズフィルタしか原因がない。

ただのヒューズだしノイズフィルタって言ってもコイルとコンデンサだけ。

壊れるようなところはないはず、、、と思いつつ原因はこいつしかないわけでして。

交換用部品は単品で4000円以上する硬化なものでして、流石にそこまでカネかけてられないなーと思ってよく見てみました。

するとどうでしょう。

ヒューズケースにはヒューズともう一本金属棒が入ってるではありませんか。

ケース受け皮を見てみると電極が出ててこの棒が接触して導通する仕組みです。

で、この電極が金属疲労で折れてポロッとね…。

そりゃ電気いかないよ・・・。

そういうわけでバイパス処理してみました。

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見事起動。

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もとを辿ればヒューズ飛ばしまくりでヒューズボックス開け閉めしまくったのが原因で自分が悪いんだけど、修理にだいぶ遠回りしちまったなーって感じでした。

 

で、肝心のリセットの方は直ってるかどうか数日掛けて耐久試験を行います。

こっちも治ってるといいなぁ・・・

Kurzweil カーツウェル K1000Expanderシリーズ

29.03.17 / 楽器, 楽器修理 / Author: / Comments: (0)

2017-03-20 14.49.22

積んでみました。全部直したよはい。

Expanderシリーズのトラブルは以下の様なもんが多い

  1. 起動しない(液晶■■■■■■■■■表示)
  2. 起動しない(液晶何も表示せず)
  3. 起動中にリセットする

とかなんとか。

結論から言うと全部電源周りの問題(もしくは電源周りで解決できる問題)です。

1起動しない(液晶■■■■■■■■■表示)

まずはこれ。

CPU68000P10のブートに失敗して、TimerICからの2sカウントが発行されていない状態で止まってます。

IPLのブートシーケンスは不明ですけどTimerへの2sカウントリクエストまでのシーケンスが止まってるものと考えられ。
いやほんとそこまで情報ないからわからんけど、とりあえずTimerICから2SタイマーがExpireした時のシグナルは出ていないことまでは確認できてるんで、それ以前のシーケンスで止まってるかなという推測です。

対処方法は5Vソースの電圧を下げることで解決できます。

※上げないと起動しないこともあり

2017-03-20 15.09.40

Expanderシリーズは基本的に基板構成は全部おんなじです。

もちろん電源も。

電源ボードのR8トリマポテンショメータの封印を解き放ち調整します。
このR8でシステム電圧の微調整できます。

ちょっと下げるとだいたい起動します。

安定動作するポイントを探ってください。

起動したと思ってもリセットしたりしますんで。

2 起動しない(液晶何も表示せず)

こいつは曲者でした。

そもそもIPLブートシーケンスに入ってない感じが。

各電圧もテスター測りでは問題なし。

電圧いじっても症状変わらず。

ただ、電源ボードを交換すると起動するんで電源ボードに問題があるのは確実ということで色々回路図見ながら考えてみる。

で、結果。

2017-03-21 11.24.29

まさかまさかの5Vラインの平滑コンデンサのご臨終が原因でした。

とくに漏れてるとかはなかったんだけど、容量抜けてたり特性がだめになってたんでしょうね。

※デジタルマルチでキャパシタス測れるけど22000μFなんて測るのに時間かかりすぎてパスした

値札は気にしない。割りと高かったのよこのコンデンサ…。

とにかくこれで安定動作OK。電圧下げなくてもガチ安定動作してるんでOKとしました。
※1の電圧下げ対応はこのコンデンサの問題じゃないか?と勘のいい方は思われるかもしれませんけど、アレとは別問題でした。K1000SE(Keyboard)の修理でそのあたりは試してみましたんで。

3 リセットする

答えは上に書いてますね。

電圧下げてあたりを付けてみてください。安定するポイントがありますんで。

場合によっては上げないと駄目なこともあるかもですけど。

 

とりあえず、Expanderシリーズはこんな感じで概ね直ると思います。

SRAMバックアップ電池ついてますけど、このクソ大容量電池、30年たっても電圧キープしてて一切問題なし!交換はとりあえず不要そうです。

とりあえず、こんな感じで全台修理できました。

液晶バックライトのEL板はまぁ、eBayで探してみてください。K1200用のがそのまま使えます。位置の微調整は必要ですけど。

kurzweil K1000SE 下調べ

26.02.17 / 楽器, 楽器修理 / Author: / Comments: (0)
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2017-02-25 11.36.48

連続してKurzweilいじってます。

今回はK1000SpesialEditionです。

無印かと思って開封してみたらSEだったよやったね。動けばな。

 

まぁ、動かないんです。

ディスプレイが

■■■■■■■■

のままブートしない状況でして。

原因は概ね把握できてるんだけどなぁ…

テスター当ててみて5Vラインが4.9V、12Vラインが11.9v。

ちょーーーーっと電圧低いね。

K1000SXとかはPowerSupplyボードにトリマ抵抗がついてて電圧調整できるんだけど、こいつはなぁ・・・

トランス→ブリッジダイオード→平滑コン→3端子レギュレータ(3052V)→DC出力ってなってて調整箇所がない。

 

2017-02-25 12.37.57

どーしよ

同仕様も講師用も回路上

3端子レギュレータには8Vちょい行ってるからスペックシート上はもうちょい電圧行っててもいいはずなんだけどなぁ・・・

ということでレギュレーター購入、と。

日本製のレギュレーターなのに国内での入手は超困難ってな

eBayでポチリ

さてどうなるやら。

これでだめならMC68000P10交換かな。

そういうことで部品到着までペンディング、と。

 

とにかく問題は電源周りかなというあたりはつけてる。

起動して弾くのが楽しみだ。

しっっかし、鍵盤タッチがヘボい。

スプリングが強すぎるのかな。おもりしこんだらちょうど良さそうだけど、あんな改造はもう懲り懲りだし、鉛使ったらそもそも売り物には出来ないしなー。

とにかく、鳴らすのが楽しみ。

Roland D110

24.02.17 / 楽器, 楽器修理 / Author: / Comments: (0)
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RolandのLAでマルチティンバーな音源でございます。

操作体系ちょっと独特かなー
パネル上での操作体系ね

最初、音でなくて難だろと思ったけど、こいつMIDIのch1が特別扱いになってんのよね。

MIDI 2ch?10chで仕事するマンですこいつ。

さて、ぱっと動作確認した感じは問題ないんだけど一応ばらしてみる。

2017-02-23 16.05.31

電池交換済み、コンデンサはみんなげんき。LCDもバックライト元気。

ボタンも全部問題なく効く。

 

・・・

直すとこない。

 

一応、掃除して再組立で完了。

いっぱい使われてきたみたいで外装傷多いねー。

しゃーないよ。

2017-02-23 17.38.23

 

2017-02-23 17.37.53

 

2017-02-23 17.37.25

 

2017-02-23 17.37.14

おいおい出品しますね。

Roland D-70 液晶映らず、他

23.02.17 / 楽器, 楽器修理 / Author: / Comments: (0)

RolandのSuperLAシンセサイザーのD-70です。

LAと言いつつ、RS-PCMシンセです。どっちかというとUシリーズに近い。

2017-01-24 14.21.46 (Medium)

内部にこんなシール貼ってあったけど大人は気にしない。

※個人的に持ってた個体には同箇所のシールはちゃんとD-70って書いてある

2017-01-24 14.21.22 (Medium)

 

本体

2017-01-24 15.49.22

あ、写真は修理後なんで写ってます液晶。

症状は

  • 液晶映らず
  • 電池切れ
  • 低音域で音が出ない鍵盤がある
  • 電源断線気味、ケーブルクランプ欠損

 

などなど。

液晶映らず

 

結果から言うと、液晶のコントラストにかける電圧が足りてない。

液晶が写ってないんではなくて写ってるけどコントラストが低すぎて目視できない状態ってこと。

回路図を見てみるとコントラスト調整VRの周りで電圧を作ってるらしい。

VRを動かすと±1V以下の範囲でわずかに動いてるからVRはOK

となると最終的な電圧を作ってるトランジスタが怪しいと。

 

2017-01-24 17.05.39

この真中のやつ。

2SA1115

交換したら無事電圧きました。

これ、ちょっと壊れやすいっぽいみたいです。

 

電池切れ

電池切れはまだいい、問題は交換したあとの初期化でして

MIDI OXだとうまいこと送れなくて、SMFにSysxを組み込んであるファイルを再生して初期化させました。

たぶんMIDI OX側の問題だとは思うけど(別件WAVESTATIONの音色ロードのときも問題が出た)

 

鍵盤音出ず

 

ベロシティセンサーの接触不良です。

2017-01-28 16.40.38

おもり落ち対応した鍵盤Assyでも起きる問題です。

ぶっちゃけ直ってませんというか悪化した。

鍵盤Assy外すだけでも殆どのパーツ外さないとだめな上、鍵盤自体の分解も割とめんどくさいのでペンディングにしてしまってます。

 

電源断線、ケーブルクランプ欠損

断線はちょん切って直して、クランプは電子部品屋で買ってきてつけておしまい。

 

その他、液晶バックライトELシート交換は恒例行事ということで。

 

なんでこんなに中途半端に直したかというと、これは自分用の個体だからです。

 

もう一台持っててそっちが売る用。

 

2016-12-14 11.22.05

そっちは2010年に鍵盤Assy交換していてまだまだピチピチ(といっても7年経つか…)。

このD-70の鍵盤はRolandの鍵盤の中でも鍵盤の奥行きがちょっと長めに取られているのと、板バネの脱進感もあってタッチはかなり良好なものです。

弾いてて気持ちいい鍵盤で、音源との相性もよくお気に入りです。

手元に残しときたいマシンです。

拙いし中途半端ですけど、大部分をD-70で弾いて打ち込んだ曲あげときます。