オーディオ圧縮技術の音質について

オーディオ圧縮技術の音質について

ディジタル音響機器の音質比較、というとどうしても「数値」が出てきてしまう。
でも、ちょっとまったです。

いくら再生側がディジタルディジタルしても、音の出力はアナログで、人間の耳もアナログです。
用は、途中の道すがらが変わっただけで、耳に届いてくる段ではこれまでの再生ソースと大きな違いはないのです。

エンコーダとかの音質比較するときは、当たり前ですが忘れがちな「耳」をつかって聞き分けるのが鉄則です。
エンコードパラメータがどうのこうのいっても聞くのはアナログの極みの「耳」ですから。

そういうわけで、興味のある方は上記匿川さんの研究論文(?)を一読してみてください。

追伸。
デジタルアンプ、ってあるけど、別にあれは入力出力がデジタルなわけじゃない。
あくまで、入力信号はアナログです。
それを高周波でPWMかけて増幅(※)してローパスフィルター通しておと出すのがディジタルアンプです。

※アンプは「増幅」という言葉を使うけど、回路的にはディジタルアンプもトランジスタアンプも真空管もすべからく、「増幅」ではなく、元波形のレベル違いのコピーを作成することを「増幅」とよんでます。
この途中プロセスとしてどういう回路を使うか、の違いでアンプタイプの違いになっとります。

Blogged with Flock