WX11で普通の音源をならす会。
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誰かがやってそうで微妙にやってないこと。
「WX11で普通の音源をならす」ということにチャレンジしてみた。
YAMAHAの現行のWX5だと直接本体にMIDIケーブル刺せてなおかつ、ブレスセンサーで拾った情報を、CC#2(ブレスコントロール)じゃなくて、CC#11(Expression)で出力することができるんで、そんなに問題にならないんですが、WX11だとそう簡単にいきません。
というのも、WX11だと以下のような問題があります。
- WX11からMIDIを出すにはバッテリーBOXか、WT11(一応、VL70mもできるけど、、、)が必要
- ブレス圧は素直にCC#2(ブレスコントロール)が出力される
→ YAMAHAの上位シンセぐらいしか対応している音源がない! - ノートオンのベロシティ値がどこをみて出してるのかがいまいちわからん
→ ノートオンしたときのブレス圧かも
WT11があるから、1番の問題はクリアして、残り二つが問題。
まずはブレス圧。
コレはMIDI信号出力側では設定できないため、外付け音源を中継するPC上でCC#2をCC#7(Volume)とかCC#11(Expression)に変換しなくちゃならないです。
そこで使うのは以下の2ソフト。
つまり、MIDI-OXでCC#2をCC#11に変換して、それをMIDI-Yoke経由でDAW(うちはSONAR)に出力するんです。
MIDI-Yokeは仮想MIDIポートドライバで、PC内でソフトシンセとか、PC上のMIDI機器を配線できるようにする役割です。
※うまく説明できんな・・・(;゚д゚)….
MIDI-OXの設定は以下
- Monitorウィンドウを右クリック
- 「Data Mapping」を選択
- 「Translation Map」で「Insert」を押して「Define Mapping」の画面を出して、↓みたいに値を入れる
※リンク先画像大きいので注意です。
CC値変換はコレでいいです。
後は、MIDI出力先ポートをMIDI-Yokeに出力します。
MIDI-OX側の設定はコレでOK。
CC変換はコレでできてるはず。
次はベロシティの件です。
コレはある程度あきらめがいります。
今のところ、解決方法はSONAR側でベロシティ値を底上げしてやるくらいです。
ベロシティで音色変えてるヤツとかはちょっと難しいです。
というか、強弱はブレスでやるんで、ベロシティは意味無いんです。
SONAR側でベロシティトリムをめいっぱい上げれば事実上、ベロシティ固定になります。
あと、SONAR側のMIDI-inをMIDI-Yokeのポートから受けられるようにしとけば万事OK。
※リンク先、画像でかいです。
いちおう、コレでふけるようになりますけど、なかなか排気量必要ですな。
呼吸器系強くなりそうです。
ちなみに、リップ圧はベンドデータになるんで、そのまま変換とかナシでいけまっせ。
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