バランス入出力(XLRキャノンコネクタ)

こないだのBJのライブで気になったこと。
バランス入出力。

シンセ系ではトップグレードなヤツにたまにについてる。
シンセとかではコネクタはPhoneステレオと同じ端子。
普通のアンバランス入出力よりノイズが少ないんです。

なぜかといえば、原理は結構簡単。

  • 端子1と端子2にそれぞれ同じ信号を片方は位相を逆にして送る
  • 残りの一本はもちろんグランドで同軸シールド
  • 信号伝達中にノイズがのる
    → もちろんのるときは端子1,2両方にのる
  • 接続先で位相を逆にしたほうをさらに位相を逆に戻す
  • 位相を戻した時にノイズも位相が逆になる
  • 位相を戻したら端子1と2の信号をミックスする
  • 1と2をミックスした時ノイズも一緒にミックスされるが、端子1と2のノイズは同じノイズで位相が逆になってるから、ミックスした時に相殺されてなくなる

ということでノイズに強いのだよ。
※文字で書くとよくわからんな。絵で書くとわかりやすいけど・・・。

で、何が気になったかというと、こないだのライブで織田さんと白鳥さんがマイクのコネクタ抜けた時があったのです。
でも、その時HOT状態なのにさした時にブツ音でなかった。
何でかなーと、Wikipediaで調べたら、キャノンコネクタはグランド線が先に接続されるようになってるからブツ音しないようになってるんだとさ。

よく出来てるねー。とか思っただけ。