※眠いので脈略ないです
物理学の中で、今だに説明ができない分野がありますだ。
それが量子論。
「量子論を使えるものはいても、理解できるものはいないだろう」
と、誰かがいったとかいわないとか。。。
量子論は現在のCPUとかでは当たり前のように利用されている理論です。
でも、その原理というか概念モデルすらも確立されていなかったりする。
そもそも、電子や光が波なのか、粒子なのか、というとは高校あたりで聞いたことがある人もいるかもしれない。
で、電子についてはクルックス管への磁場偏向で粒子だーみたいな説明があった人もいるかもしれない。
ほんで、原子構造についてはなんか、原子核があってその周りを電子が回ってるー、というイメージで教えられた記憶がある。
でもねぇ、実際はちょっと違うんだとさ。
電子はいくら頑張っても見られないんだとさ。
見ようとした瞬間にそこからなくなる、とかいうワケワカメなことをおっしゃる。
でも、電子が存在する軌道は分かるんだと。
プランク定数がどうのこうの、でとりあえず整数倍。キリのいい半径になるんだと。
電子が粒子だったらこんなキリのいいとこでしか存在できない、なんてことはないはず。
でも、もし電子が波だったら。
1周してちょうど位相が合うところが出てくる。
これがちょうど上のボーアの原子模型の外側の周になるんだとさ。
でも、なみだったとしてまた問題が出てくる。
スリットに対して、電子一個ブン投げる。
そうするとなぜか干渉縞ができる。
一個しか投げてないのに。なんかと干渉してる。
あーらふしぎふしぎ。
こんな解釈だとさ。
電子が一つの粒子として、二本のスリットを同時に通過している
よくわかりません。(;一_一)
ようは、電子が右のスリットをとおったばあいと、左のスリットをとおった場合、それぞれ違う世界が生まれて、その両者が干渉した、なんちゅうドリーミーな解釈もくそまじめにあるのだ。
こんな感じで、わけわからなくなってきた。
でも、それでいいんだとさ。
まだわかんないんだってさ。
こんなちっこい量子なんちゅうもん研究してどうなるんじゃい。つかえてるからいいじゃん。
となるかもしれない。
でも、案外スケールの大きい話なのだ。
宇宙創成、というところまで話がさかのぼっちゃう。
今から137億年前(±2億年)に宇宙が生まれたらしい。
ビッグバンが起きてインフレーションが起きてはれ上がって今に至る。と。
そのビッグバンのあたりだと、物質は量子、素粒子のレベルになる。
そんな感じで、ちっさい世界を解明しようとするといつの間にかそれが宇宙創成につながってる。
なんか、面白そうかなーって。最近思う。
超ひも理論とかよくわからない新論も続々出てきそう。
ま、数式とか出てこられるとごめんなさいなんだけど、ちょっと面白そうな分野でした。
で、お勧め本。
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「量子論」を楽しむ本―ミクロの世界から宇宙まで最先端物理学が図解でわかる!
著者:佐藤 勝彦 |
この本は量子論がよくわからない世界だ、といことを解説しています。
よくわからないということがよくわかるとても素晴らしい本です(なんか変だ)
ちなみに、この佐藤勝彦さん、ビックバンのあとのインフレーション理論の世界的第一人者の、とってもグレイトな人なのですよ。
ほか、PHP研究所から何冊か佐藤勝彦さん監修シリーズ出てますが、それもすべからく面白いです。
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