JはJapanじゃなくてJenisのJ。
K2000のときはYOUNG CHANGブランドなんですよね。
今回いじってる個体は前オーナーさんが頑張ってKURZWEILって色々書き直してたり。
https://mukiken.sumomo.ne.jp/2017/02/23/kurzweil-k2000jv3/
前回のPostでは謎のリセットとかかいてましたけど、長時間弾いてたりしたらリセットすることしばしば。
リセットするだけならいいけど、プリセットも全部No Sounds的な感じになって操作できなくなったりと、RAM破壊が起きているような動作をしていました。
動作が不安定、ってなるとまぁ電源ですよね。電源。
平滑関連のコンデンサを交換してみました。
発注ミスで全部105℃品になっちまってます。
交換して電源入れるとヒューズが飛ぶ…
原因がわからずヒューズ3本くらい飛ばしたりしたりしなかったり。
いろいろ見てたら原因判明。
コンデンサの足を切るときに眺めに残しちゃってそれが基板下のシールド用銅板に接触してショートしてましたとさ。
なんという凡ミス…。一歩間違えればメインボードまるごとふっ飛ばしかねないミス。
以後気をつけます。。。
で、直ったかと言えばそう一筋縄でいかず・・・。
電源が入りません。
トランスからの出力を見ても電気が来てない。
トランスかなと思ってeBayで出品されてたトランスをお取り寄せしてみました。
いやまぁ、トランス壊れることなんて普通ないだろ、とは思ってたんですよ。
でも2次側に全然電気来てないし、トランスの前にはヒューズボックス兼ノイズフィルタしかないんでトランス交換してみました。
結果はまぁ、やっぱりトランスには問題無しで相変わらず電気が来ない。
この前段階だと一次側のヒューズボックス兼ノイズフィルタしか原因がない。
ただのヒューズだしノイズフィルタって言ってもコイルとコンデンサだけ。
壊れるようなところはないはず、、、と思いつつ原因はこいつしかないわけでして。
交換用部品は単品で4000円以上する硬化なものでして、流石にそこまでカネかけてられないなーと思ってよく見てみました。
するとどうでしょう。
ヒューズケースにはヒューズともう一本金属棒が入ってるではありませんか。
ケース受け皮を見てみると電極が出ててこの棒が接触して導通する仕組みです。
で、この電極が金属疲労で折れてポロッとね…。
そりゃ電気いかないよ・・・。
そういうわけでバイパス処理してみました。
見事起動。
もとを辿ればヒューズ飛ばしまくりでヒューズボックス開け閉めしまくったのが原因で自分が悪いんだけど、修理にだいぶ遠回りしちまったなーって感じでした。
で、肝心のリセットの方は直ってるかどうか数日掛けて耐久試験を行います。
こっちも治ってるといいなぁ・・・