MOTU 828mk2のガリノイズ
6月 23rd 2016 -
だいぶ前からフロントパネルの入力にガリノイズが乗るMOTUの828mk2所持しててたんですけど、なかなか直らなくて難儀してました。
ガリというと、可変抵抗をバラして中のカーボンカスを掃除して接点グリスを塗れば殆どの場合解決するんだけも、この828mk2はそうも行かず。。。
しかも使われてる可変抵抗は基板直立型2連でステム長40mmの6mm径Dシャフトというキワモノ。
この写真の左が828mk2の可変抵抗です。
右はごく普通のやつ。
こんなキワモノ、探してもそうそうでてくるわけもなく、そもそもクリーニングしてもガリガリいってるからなんか勘で「ここが原因じゃないかも」と思ってました。
いつまでも筐体開けたままほっとくのも何なんで組み立ててて気づいたことが。
この写真のピンク丸かしょ。可変抵抗サブボードとメインボードのコネクタ部分なんですけどよく見ると隙間がありまして。
ここはスペーサーで高さが決められててどうやってもこれ以上入らない箇所です。
もしかしてここで接触不良起こしてんじゃね…?
と、おもってとりあえず接点復活王をちょこっと塗り塗りしてみたところノイズが出なくなりました。
一応ここが原因という確証は持ててないですけど、半日通電しててなんともないんで改善はしてる模様です。
海外のフォーラムでもうまいこと解決できなくて、メインボード側のコネクタに固定抵抗直接突っ込んでる猛者もいたけど、うちではとりあえずこれで直ったかなと。
本当はサブボード側の足をもうちょっと長いのに交換したりするのがいいんだろうけど、どうせうちで使うものだしまーいいかなってことでこいつはこれで修理完了ということにしときます。