KORG X3 予備メンテ
10月 3rd 2008 -
最近、放置プレイ気味のKORG X3ですが、内部掃除と交換部品調査目的で分解です。
やたらとネジの多い底板蓋外して御開帳です。
うむ。何か出るかとは思ったが、爪楊枝が出るとはな。
さて、気になる点は以下です。
- スイッチ類の反応がいまいち
- 液晶バックライトが瀕死
- フロッピードライブ昇天
1は恒例。それなりに年代物だし、北海道の氷点下の部室とか山形の盆地な夏とか耐候試験のような使われ方してきたから仕方ない。
3て、EME213の欠陥みたいなもんか。
これは実家経由で手配予定。
ええ、電気屋ですから。
メインボード。
フロッピーディスクドライブは松下製EM213。
真ん中を走ってるゴムがダメダメで、劣化して弾性0になってます。
劣化するした状態で伸ばすと伸びます。戻りません。
さらに伸ばすと手応え無く切れます( ´Д`)
鍵盤周り
こちらは鍵盤ユニットの基盤。
YAMAHA製ですな。
鍵盤端はRolandとは異なり、端がゴムで押さえられてます。
シャーシ直づけなRolandよりはプラに優しそうです。
鍵盤の反動を受け取る鍵盤下のフェルトもRolandのより大分厚めのものがしいてありました。
鍵盤自体、何ら問題ないのでゴミを取ったのみでユニット取り外しはしてません。
タクタイルスイッチ
さて、タクトスイッチのサイズです。
4本足で台座幅6*6mmで、取り付け面からの高さは9.5mmです。
効きが悪いといっても、うちのJV-90よりは遙かにましなので、とりあえずコンタクトスプレー微量垂らして様子見です。
4本足でサイズも至って標準的なんで入手性は問題なさそうです。
液晶&電源周り
バックライトの存在を完全に忘れるほど劣化してますた。
部屋の照明全部おとしてやっと光ってるのがわかるレベル。
液晶ユニットはボタンボードの狭間にあります。
液晶近辺はかなり念入りにシールドされてます。
※液晶は画像奥部分
アルミシートで覆われた上、信号線も箔でシールドされてます。
シールドは固定ネジ経由でグランドに落ちるようになってます。
肝心のバックライトの方ですが、液晶と基盤の間の隙間に両面テープでELバックライトが貼られている構造です。
バックライト用の電源は隣にある電源ボードからダイレクトに送られてきてます。
写真赤丸部分がバックライトELに給電している部分です。
ココはAC135V流れてました。感電注意です。
劣化したEL復活させるのも無理なんで、直すんなら秋月のELパネル買って切って使うのがよさげかなー、
“"P-00004"”の検索結果 – 秋月電子通商
http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?q=%22P-00004%22&s=popularity&p=1&r=1&page=0&cl=1
インバーター付きだけど、昇圧済みのAC電源とれるんでいらないかも。
付属インバーターの出力電圧はかってみないとわからんけどな。
とりあえず、JV-90用のタクトスイッチ捜索と併せてどこまで直すか考えとくか。
フロッピーもバックライトも、ライブとか予定無いからいらんといえばいらんしな。