キーマガその2-鍵盤パートを手抜きしましょう

Amazon.co.jp: Keyboard magazine (キーボード マガジン) 2007年 04月号 [雑誌]: 本

キーマガの黄色い紙のところ、「キーボード学園」、結構いい感じです。
今月はテンションコードのひき方。
要は、左手ベースの右手はベースを省いた?以上を弾きましょう、ってやつ。
コード埋めは退屈と言えば退屈だけど、鍵盤屋の重要な仕事です。

記事ではベース音をちゃんと入れてましたけど、バンドでやるときはちゃんとベースさんいるんで、別に鍵盤屋がベース音を意識する必要はないです。
手を抜きましょー。
和音を一番特徴づけるのが3度の音かと思います。
コレ一つでメジャーコードかマイナーコードかがガラッと変わりますからね。
ここで一考。
バンドにはベースもいる。ギターもいる。
ベース音はもちろんベースさんがやってくれる。
コード弾きはたいていギターさんがやってくれる。
ギターのコード弾きはほとんど手の形でやってるんで、ちゃんと和音の構成音が全部出てるときが多いんです。

この2点を利用しましょう。
鍵盤はコードに対して決まった手の形ってのがあんまりないです。
ですから、コード進行は大体覚えても、たまーに臨時符号でコードのMかmかどっちだったか忘れるときもあるでしょうよ(俺はさっくり忘れる)
そんなときはどうするか。
3度を抜く!

要はギターでいうパワーコードですけど。。。
非常事態のときはこれ結構使えます。

ただ、間違ってもdimになるような組み合わせは要注意ってことで。

あと、白玉弾くときの注意点は音と音の継ぎ目をなくすこと!
だから、コードだけ見てそのとおり馬鹿正直に弾こうとするとちぐはぐになります。
そういうことで、コードは転回させて前の音からの指移動量を減らすのがコツ。
それでも継ぎ目できそうなときはちょっと技使います。

持続系の音では全く使わない、と思われがちなダンパーペダル。
コレ、使いましょう。
音の継ぎ目で隙間ができそうなときは、ダンパーでいったん音をホールドしてから次のコードに移行。
移行と同時にダンパーリリース。
コレやると音切れなしでコードの縦の線だけじゃなく、しっかりと横の線も意識できるようになりますぜ。

あんまり紹介されてない豆知識。

そんなわけで、俺がバンドで鍵盤使うときは鍵盤数=ダンパーペダル数、となります( ´Д`)

まぁ、こんなこと言ってるけど、バンドで使ってる音は

  • ストリングス
  • ピアノ

以上。
となってギターのやつに「もっといろいろ音使えー」と怒られるのが常でした。
( ゚Д゚)y─┛~~
音作るの下手なんだよ!